はじめに

• 　日本機械学会では『機械の日』を記念して全国各地でイベントを行います。
• 日本機械学会・山梨ブロックでは山梨大学、山梨日日新聞・山梨放送と連携して、中学生を対象とした『レゴマインドストームNXT』によるロボット組立とパソコンを使って操縦する体験教室を行います。
• 　今年度は、なんと！山梨県立科学館で開催される夏季特別企画展「発進！ロボットコロニー」の中でワークショップとして行います！
• 　工作が好きな人、パソコンが得意な人はもちろん、工作が苦手でも、パソコンなんてよく分からないって人でも大丈夫！親切に指導しますので、皆さん奮ってご参加ください！
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  機械の日イベント主催：日本機械学会山梨ブロック
  　　　　　　　　　　協力：山梨日日新聞山梨放送
  　　　　　　　　　　協力：山梨大学

募集案内 (本イベントの募集は終了いたしました)

• 開催日時：2014年8月10日（日）
• 申込受付終了しました。多数のお申込みありがとうございました。

レゴマインドストームって？

• 　子供用玩具メーカーのレゴ社と米国マサチューセッツ工科大学が1998年にロボット組立キットのマインドストームRCXを共同開発しました。本イベントではそこからさらに進化したレゴマインドストームNXTを使ってロボットを組み立てます。

　決まった手順で少しずつ組み立てるので初心者でも大丈夫。超音波センサー、サウンドセンサー、タッチセンサー、光センサーの働きを確認しながらロボットを組み立てます。
　組み立てたロボットはパソコンに一旦つなげて命令を与えます。パソコン上でプログラムを作りますが、それも簡単なので大丈夫。
　あとはスイッチを押すだけで、自分でプログラムした通りにロボットが動いたら・・・感動する！？よ。
　

2014年度イベント報告

• 　本年度も大盛況のうちに終了いたしました。

　参加者は、最初こそ指導員の説明を聞きながら慎重に作っていましたが、最後は参加者自身で考えてロボットの機構やプログラムをどんどん工夫して思い通り動くように改良していました。
　かなり難易度の高い障害物コースを用意しておきましたが、見事に完走させてしまった参加者もいました。
　アンケート結果も「面白かった」という答えが大多数でした。

　

機械の日とは？

　機械の歴史は遠く古代に遡るとも言われます。中でも七夕（たなばた）の起源は機械に少なからず関係の深い史実を含んでいます。
　日本人の文化の源流とみられている長江文明は、稲作と養蚕（ようさん）を中心として、自然と共生した暮らしを営む人々が作った文明でした。
　この人々は、現在の中国南部に暮らしている苗族を代表とする少数民族で、漢民族に圧迫されて南下し、日本に渡来して絹織物をはじめ様々な技術や文化を伝えたそうです。
　一説によれば、七夕のお話に出てくる織姫（織女）と彦星（牽牛）も絹織物と稲作を表したものだとも言われています。
　七夕の行事は、奈良時代には日本に伝来したとされています。もとは、機織り（はたおり）や手芸の技巧^*1上達（ぎこうじょうたつ）を願う中国漢代の「乞巧奠（きっこうでん）」に由来します。
　七夕のお話では、織姫が機（はた）を織るのに道具を使っていますが、この道具を織機（しょっき）と呼び、昔から生活に必要な織物を作るための重要な機械でした。
　「たなばた」の読みは、この日に神さまに捧げる衣を「棚機（タナバタ）」という当時の織機で織り上げたことから生じたとされています。
　明治時代、日本の近代化を支えたのは養蚕と製糸、そして機織りでした。中でも、製糸と機織りの自動機械化は、日本の今日の工業機械技術のはじまりといえます。
　このような故事から、七夕の中歴^*2にあたる八月七日を「機械の日」と定め、その日を最終日とする八月一日から七日の一週間を「機械週間」と定めました。
• *1・・・すぐれた技術、特に、芸術作品をたくみに制作する技術。
  *2・・・新暦から1ヶ月遅らせた暦のこと。月遅れ。

リンク

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